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南京大虐殺と情報戦


(Flash倉庫:東京裁判(極東国際軍事裁判)より)

 
まず始めに、著者は「南京大虐殺はなかった」と思っていることを明らかにしておきたい。


■南京陥落時の状況

 南京は昭和12年(1937年)12月13日に陥落することとなる。 南京の人口は元々100万人を僅かに超えていたが、南京に日本軍が迫るにつれ、人口は20万へと激減していった。

南京の人々は、日本軍を恐れたのか? 否、支那軍を恐れて、南京の人々は逃げ出して行ったのであった。南京の人々は、支那軍の次のような発言を心底恐れていたのだ。

中国人の一人をも、一塊の土をも、灰燼に帰せしめて、敵の手に渡さぬ決意である。(略)大小都市の論なく、これを灰燼に帰せしめねばならぬ。
[1, P6]

これは、昭和12年7月末に行われた汪兆銘の「最後の関頭」演説によるものである。

この戦術は「清野作戦」と言い、中国では東晋(4世紀)以来の恐るべき伝統的戦術である。 よって、財産のあるものは一刻も早く南京を脱出することとなった。 残ったのは、足代もないような最下層の人たちだった。

この「南京市焼却説」を支那軍当局は必死になって否定したが、支那の歴史および文化はそもそも「残虐非道」と「裏切りの毎日」である為、自己を守る為にと、多くの人々は南京を脱出して行った。

よく「南京大虐殺30万人」と言うが、それほどの人口は存在していなかったというのが信実である。


■南京問題の出発点、「中立地帯」構想

このような状況の下、欧米人、特にアメリカ人が中心となり「安全地帯」の構想が持ち上がる。 国際委員会が設けられ、その設立及び運営に関しては、以下のような人々が協力していた。

 宣教師/南京大学教授 マイナー・ベルツ (アメリカ人)
 YMCA国際委員会書記 ジョージ・フィッチ (アメリカ人)
 南京大学教授 ルイス・スマイス (アメリカ人)
 国際赤十字南京委員会委員長 ジョン・マギー (アメリカ人)
 安全地帯提唱者 プラマー・ミルズ (アメリカ人)
 国際委員会・委員長 ジョン・ラーベ (ドイツ人)

この委員会が、南京陥落の約20日前である11月22日に、安全地帯の位置を発表する。 しかし、その境には壁も鉄条網も設けられておらず、戦闘員でも簡単に進入・潜伏が可能な状況だった。 進入を阻止できるほどの実力が委員会にはなく、武力に裏打ちされない安全地帯は名ばかりのものとなっていた。

この為、日本軍は「安全地帯を尊重するが、承認はしない」という声明を発表した。

日本軍が南京に迫るにつれ、案の定、この安全地帯に支那軍将兵が大量に侵入或いは避難した。

国際委員会委員長ジョン・ラーベの日記にもあるように、安全地帯は全兵士の立ち入り禁止と一切の軍事施設の撤去を宣言した「避難民保護」の非武装中立地帯でした。 兵士としては(市民になりすまして避難するのではなく)降伏の意を表明すべきだったでしょう。 そうしなかったということはシュイールズの回想するように「軽蔑に値する」ものでした。
 それだけならまだしも、この安全地帯で一万人虐殺とか何人強姦とかの「支那人の一方的な話」(シャルフェンベルク事務局長)が飛び交い、それをベイツやフィッチが耳にすることになるのです。[1, P10]

これが、全ての南京問題の出発点となる。


■南京大虐殺を世に知らしめた「ザ・レイプ・オブ・南京」(アイリス・チャン 著)

この本により、南京大虐殺が世界に知れ渡った。

そして、国内の一部の手により、内容に関して肯定的な見解がなされたことにより、誤った「日本は内容を認めた」というポーズが世界に広まることとなる。


■日本の教育事情

以下は子供の感想文であるが、このような光景はよくあると聞く。私も似た経験をしたものであった。

「日本は世界中で一番悪い国だと思う」
「ボクを、あのけだもののような日本兵と同じに見ないで下さい」 [2, P1]

 今では僅かながら少なくなったと聞いているが、それでも、偏向左翼教師による子供に対する「刷り込み」は続いている。日本の子供に、日本の国に対する誇りを失わせる為に使われている教材、それがこの「南京大虐殺」である。


■前提にある「階級闘争」の思想

左翼教師は、「日本の国は悪いが、日本の土地や人々は愛すべきもの。」と言う左翼特有の詭弁による刷り込みを行い、人々を亡国の徒へと走らせるのだ。

左翼は、以下のような闘争イメージを持っている。(リンク3参照)

  • 日本の国 → 政府。上流階級。倒すべきもの。
  • 国民 → 政府関係者以外。上級階級に搾取されている。上級階級を倒すべき闘争母体。

よって、南京大虐殺を取り上げて子供たちを煽動して日本嫌いにさせ、ゆくゆくは政府を転覆させるための潜在的な人員作りとして教育を施しているのだ。


■根本的解決と目前の問題の解決

根本的にこの問題を解決する為には、国内に潜む革命思想分子が、共産主義社会の幻想に気付いて転向する必要がある。 一方、目前の問題として、南京大虐殺が空想から現実のものへとでっち上げられつつある。 これを食い止める必要も、またある。


■南京事件の学術的決着と「情報戦」

「学術的には結論に至っていない。」

これが信実である。

だが、それでも、「情報戦は存在する。」

この「情報戦」がこの騒ぎの信実だ。

これを理解しなければ、南京事件の細かな事象をいくら抑えたところで、この騒ぎの何たるかを知った事にはならない。


■「ザ・レイプ・オブ・南京」の著者「アイリス・チャン」の口止め殺害

公式には、アイリス・チャンは銃で自殺したとされている。

だが、次第にこの著書がデタラメだらけだと判明してくるにつれ、真相追及を恐れた何者かが殺害したと考えるのがタイミング的にもマッチする。

著者が死んだ事で、真相究明も困難になってしまった。 だが、それこそが、劣勢不利になりつつあった南京大虐殺擁護派にとって都合の良い状況であったのだ。


■デタラメだらけの写真

これに関しては、既に多くの研究者がその多くの写真が加工されたり違う場面で取られたものであったことを証明している。 その集大成と言えるのが3の著書「南京事件 証拠写真を検証する」だ。

だが、「論理的に思考をする」と言われている欧米人でさえ、世論はほとんどの場合「情緒」で動く。 「日本人は残虐である」という宣伝を世界中に振り撒く事が、今の世では可能となっているのだ。

そして、その宣伝はとある国の国益に適っている。 我が国は我が国の国益に適うよう、根拠のない宣伝に対して対応して行かねばならないのだ。


■「ザ・レイプ・オブ・南京」の写真

ここでは文章のみの記載に留める。

  • 「連行される慰安婦」、実は仕事帰りの農婦たち [2, P62]

「アサヒグラフ」1937年11月10日号に載っている写真がまさにそのものであったという。 ここで、この本の著者は以下のような指摘を行っている。

チャン本の写真は、やけにぼやけていることに気付くだろう。(中略)人物の表情が、ぼかしによって分からなくなった。それによって、この写真の持つなごやかな雰囲気が打ち消されたのである。[2, P72]

確かに、アサヒグラフの写真を見ると、先頭を歩く子供の表情はとてもにこやかであるのに対し、チャン本の方はというとぼやけて表情も何も見えなくなっている。 この差は大きい。

  • 「民家を焼く戦車」、実はまだ存在しなかった軽装甲車[2, P76]

これも、捏造にしては粗末なものである。

  • 「揚子江岸の市民の虐殺死体」、実は戦闘による死者の漂流死体 [2, P82]

ここでは、「トリミング」という技が用いられている。「トリミング」とは、写真の一部を切り出して他の部分を捨てる技法のことを言う。

チャン本では死体と川の流れのみを映し出して「大虐殺の証拠」としているが、村瀬森保(むらせもりやす)氏のオリジナル写真では上方に橋の姿が映し出されており、橋の形状から場所を割り出すと、戦闘地域の下流に流されてきた死体が写されたものだということが判明されるのだ。

戦闘において死人が出るのは当然であり、見方によってどのようにもなるものなのだ。 死体を見て「大虐殺」と言う宣伝を行うのは、「中国が自らを被害者として日本の地位を貶めたい」という謀略の上に成り立っている。

そのような一方的な見方を受け入れる必要は無い。

宣伝の仕方、その受け入れ方、といったところに「情報戦」の影が見え隠れするのだ。 決して、この騒ぎは純粋な学術論などではなく、政治のカードであるが故の「情報戦」であるのだ。


■行われた「兵民分離」

「兵民分離」とは、上に述べたような「安全区」において、本来進入してはいけない中国兵が紛れ込んでいないか、検査をすることである。

だが、チャン本ではこの状況写真を用いて、

市内での大量殺戮の恐怖にかられて、群集の中から敢えて抵抗しようとするものは誰もいない。[2, P100]

としている。 根拠も示さず、文面でデタラメを吹き込む、まさに「情報戦」である。

この調査写真も、毎日新聞のカメラマンが撮った写真であり、上に述べた「兵民分離」の写真であることがはっきりと示されている。


■「ザ・レイプ・オブ・南京」に、
「証拠写真」として通用する写真は1枚もなし

3の著書「南京事件 証拠写真を検証する」によると、

「証拠写真」として通用する写真は1枚もなかった。[3, P231]

とあるが、まさにむべなるかな、と言った趣である。

■まとめ

中国の情報戦により、南京大虐殺が空想から現実のものとなった。

南京で執り行われたことは、当時よくあった「ゲリラ掃討作戦」そのものだった。ここで言うゲリラとは正当な軍人ではない、民間人に成りすました武装兵力のことを言う。

そして、注目すべきは、盧溝橋事件から大東亜戦争(第二次世界大戦)の終焉にかけて、いわゆる「虐殺」と呼ばれているものはこの1件だけだったと言う事実であろう。

何故、この南京だけが取り沙汰されるのか? 他にも長く続いた戦争の期間において法規が乱されることなく、南京に上洛した日本兵を見たイギリス軍が「このように規律の取れた軍隊であるのならば同盟を結ぶに値する」と判断した事実とは何だったのか、しかと確かめる必要がある。

当時、南京に上洛した軍隊はレイプ・略奪をするのが常であったが、日本軍はそれを行わなかった。その事実をイギリス軍はしかと見ており、それが後の日英同盟に繋がり、そしては世界に名高い日露戦争勝利(日本海海戦の完全勝利)へと繋がって行くのである。

執拗なる情報戦により南京大虐殺を空想から現実のものへと組み上げた中国の情報戦の強さに対し、我が国はしかと対応して行かねばならないのだ。

以下のような言葉は心に留めておくに値する。

 歴史の記録は誰しもが正当だと認めて残って行くものです。そこで「南京虐殺」があったという記録を捜し求めてみましたが、それは一つも有りませんでした。ない限り、南京の不法殺害の犠牲者はゼロとなります。少しは有ったでしょうと推測するのであれば、その仮説を裏打ちする事実こそ歴史学は必要とします。そうと認定した記録、演説、声明を、論者は提示すべきであります。[1, P79]

このような心持をもって、情報戦に対してしかと対処して行く必要があるのだ。

平成17年9月11日 15時53分 記
平成17年9月18日 0時19分 アイリス・チャン死亡原因の記載修正
平成18年5月7日 リンクに「南京の真実」追加
平成18年5月21日 冒頭に「Flash倉庫:東京裁判(極東軍事裁判)」の画像追加

■リンク■
1 南京の真実 1937.12 - 1938.2
2 大東亜戦争の大儀 〜 アジアの忠臣蔵 〜
3 東京裁判判事 パール博士
4 Flash倉庫:東京裁判(極東国際軍事裁判)
5 左翼とはなにか

■参考■
1 南京事件の全体像(東中野修道 著)国民曾館
2 『ザ・レイプ・オブ・南京』の研究―中国における「情報戦」の手口と戦略 (東中野修道・藤岡信勝 著)
3 南京事件「証拠写真」を検証する(東中野修道・小林進・福永慎次郎 著)

 

 

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