タポチョ山へ
2000年11月11日
朝起きたが、どうも海外の気がしない。 ディズニーランドにいるみたいだ。ホテルにいるせいだろうか。このホテル、中にいろいろな施設があって、ここだけでもそれなりに楽しめるようになっているのだ。 朝、ぼーっと窓から外を眺めながら、そんなことを考えていた。
この日は、同期の友人と、少しは街中を見ようと思って街中にくり出した。
まず、市街にあるかもしれない(未確認)という、レンタル自転車屋さんを探しに、まずは市内をねり歩いた。 レンタル自転車屋さんは、結果から言えば、一直線で着いた。 ショッピングセンターの人が教えてくれた道をまっすぐ、なんとなく行ったら着いたのだ。 だが、そこのお店では、もうレンタル自転車はやっていないとのこと・・・。 そこのお店にいた人は日本人だったので話も早い。
私たちは自転車を諦め、サイパンで一番高いの山、タポチョ山へ、歩きで向かうことにする。
が、歩き出してすぐ、道の横の家から、番犬だかなんだかが、いきなり、とてつもない勢いでバウバウ吠えながらこちらに近づいてきた。 やばいよ、やばい。 飼い主の静止の声を聞かずに駆け寄ってくる。
私はここで、とある、旅行のホームページで読んだ話を思い出した。
中南米の地域では、犬がとても危険で、ひたすら噛みついてくる、と。
そして、この地域の犬は、幼い頃から、子供に石を投げられて育ってきたために、石に対して恐怖を覚えている。だから、吠えられて、かみつかれそうな感じがしたら、あらかじめこちらから石を投げて撃退する必要がある、と。
私はそれを思いだし、実際には石を持ってはいないが、とっさの機転で石を投げる格好(振りかぶって、投げる直前で止めている)をしてみた。
すると、見事、撃退完了!
この、石を投げようとする姿形だけで犬は止まった。うーん。噂は本当だったのか・・・。(汗)
そんなことがありつつも、さくさっくっと、登り始めた。
まずは平坦な道を遙か歩いていき、そしてやがては、上り坂に差し掛かった。 だが、どうやら私はサイパンの日差しをなめていたようで、山に登り初めてしばらく行ったころ、頭が痛くなってきた。(汗) 軽い日射病かもしれない。タオルを頭に巻いたらかなり楽になる。 赤道ってのはすごいもんだなあ、と思った。
歩きながら思ったのだが、ここサイパンではあまり「歩き」というものが考慮されていないらしく、とてつもなく歩きにくかった。 白線がないからかな。 普通の人は草むらの中を歩くものなのかな?

サイパンの道。
しばらく山に登ったらスーパーマーケットが見当たったので、そこにいた消防士さんらしき人にタポチョ山への道を聞いてみる。 すると、すぐそこにある道を行けばいいらしい。うむうむ。コミュニケーションだ。
そこからひたすら登る。ここあたりから、かなり坂が急になる。砂利道も混じる。 途中、木や草の影で身を休ませ、パンや水を取りながら、ぼちぼち休みながら進む。 かなりきつい日差しだったが、なんとかやり過ごした。
そして、ついに頂上だ。
ここからは、今までとは違った展望が待っていた。
ここに至る直前まで、ほとんど展望は効かなかったが、ここに来て初めて、
かなりの広範囲の風景が広がっていた。

頂上からの風景 (静止画)
なかなかのものだ。

別窓にサイパンのタポチョ山山頂のムービーあります。
その後、下り始めたが、途中、なにやらトラックの人をヒッチハイクして、
乗せてもらった。 今思えば、こちらがへたっているのを見て乗せてくれたような気がしないでもないが・・・。(苦笑) そこでは、トラックの荷台に乗せてもらった。 トラックの荷台も、なかなか楽しいもんだ。

トラックの荷台に乗る2人
こういうときはチップがひつようなのかなー? と思ったら、運転手の方は笑って”いいよいいよ”と言ってくれた。 土地柄なのかな?

ホテルから続いている海岸から見た夕日。
そして、この日も暮れていった。
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