台湾へ

2007-12-27 記載
トピック台湾

今回は台湾に行くことにしました。


使用した航空会社はエバー航空。

今まで何度も名前だけは聞いたことがあったものの、なかなか使用するには至らなかった会社。 というのも、エバー航空で東南アジアに行くとなると高い確率で往復どちらか台北で一泊が必要になるからだ。
エバー航空

今回は台北往復であるのでその敷居も下がり、年末年始にしては安い値段でチケットを取ることができた。サーチャージや諸経費込みでほぼ6万。閑散期は3万であることを考えるとそれでもまだ高いが。

このエバー航空、安くても安全性は高いとの評判だ。実際、機内サービスも親切で、十分すぎるほど十分だ。

前から台湾に行こうとしていたが、近いからいつでも行けるという思いが強く、なかなか決め手にかけていた。

今回は、現在私が貯金モードに入っていて節約中であることと、原油価格の高騰によりサーチャージの額がばかにならないため、近場の中で選んだ結果、こうなった。

それに、北京オリンピック以降は台中戦争という可能性もゼロではない。 北京オリンピックまでは世界の目を気にして中国も迂闊な行動を取らないが、それ以降は、台湾独立宣言をトリガーとした台中戦争があるかもしれない。 平和で安全な今のうち、行けるうちに行っておきたいと思ったのだ。

なにを今更この平和な時代にと思うかもしれないが、中国はチベット侵攻やベトナム戦争と、第二次世界大戦以降も周辺各国に侵攻を続けている。 台湾海峡が平和なのはアメリカ軍のおかげである。 本来、日本が守るべきアジアの平和なのに。

そんなこんなで、あっと言う間に台湾に到着する。4時間。快適な空の旅だ。

台北の台湾桃園国際空港に降り立ち、入国審査を済ませる。 空港で両替も済ませる。 台湾は新紙幣に切り替わったとのことなのでそこで前回残りの紙幣を新紙幣に変えようと思ったところ、どうやら私の勘違いで、前回余ったそれは新紙幣でそのまま使えるらしい。ふむ。
空港で乗ったバスからの眺め

宿は台北駅(火車站)の近くを取ってあるので、そこまでバスに乗ることに。バスは何便も出ているが、大有巴士というところの西線90元のチケットを買った。この路線、ガイドブックには110元と書いてあるがこの値段だった。違いは謎である。 乗り場では予定時刻より十数分遅れて出発し、到着も合わせて30分以上遅れた。 夕方の台北周辺はさすがに混雑するようだ。

さすがに2回目なので、なんとなく位置関係もわかり、ガイドブックを見ながらバスの位置を逐次確認する。 乗り場の路線地図に書いてあった終点位置まで行くのかな・・・ と思いきや、少し手前で終点と言われた。 ふむ。

バスを降りてから、まずはホテルに向かう。台北駅(火車站)から歩いて10分といったところか。 このホテルは、偶然にも数年前に台北に来たときに使用したホテルだ。駅前でのリーズナブルなホテルは限られるということか? 好みが変わっていないのか?

さすがに夜なのでお腹が空いており、早速、夜市に繰り出して食事を取ることにしました。

近くの夜市をと探したところ、少し北に寧夏路夜市があるようなので、タクシーを拾ってそこに向かう。90元(315円。初乗り70元で300mごとに5元プラス)だった。

寧夏路夜市は食べ物を中心とした夜市だそうだ。とても賑やか。

前回は臭豆腐(チョウトウフ)の臭いが鼻について、どれもこれもことごとく美味しく食べられなかったが、今度こそリベンジだ。

散策し、まず見つけたのが虫可仔煎(オーアーチェン)だ。これは、タイ中部に行ったときに屋台で見つけたもので、オムレツのような中にカキが入っていて、とてもジューシーで忘れがたい味だったのだ。 それをガイドブックでまず見つけ、その屋台が目の前にあるのだからもう食べるしかない。

食べたが・・・。 うーん。 おいしいにはおいしいが、それほどでもない。 何かあの時の味とは違うのは仕方がないといえば仕方がないが。 やはり、タイ中部に行きたくなってきたぞ。

その後、煮込み肉のようなものを食べたりした。

夜市の帰りは、タクシーに乗ろうかとも思ったが、さほど遠くなさそうなので歩いて帰ることに。

・・・だが、これが大失敗。 思いのほか時間がかかり、とても疲れてしまった。 次からはためらわずタクシーを使おうと心に決める。

明日は町中を探索しようと思う。

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