その後 Phang-nga(パニャ)に向けて走っていると、3時半頃、急に雨が降ってきた。 スコールか? と思いきや、強まる気配はない。 弱いと言うわけではないけれども、”まばら”に普通の雨が降ってきている、という感じだ。 そんな中、このくらいならいいやと思いつつ自転車を走らせていた。 時間にすれば5分程度であったか。
そんな時、売店の人が店から出て来て、雨宿りしていけと手招きするではないか。 これは助かった・・・ と思いつつ、ちょっと雨宿りさせてもらう。 男気のありそうな主人とその奥さん。更におばあさんと、まだ若い女の子。
少し会話を試みるが、英語はまるで通じない。 そんな中、勧められるまま、おやつを少しもらったり、食事を2杯もたんまりと食べさせてもらった。 私が食事を食べようとすると、”アーアーアーアーアー”と、それは違うというジェスチャーが起こり、食べ方を教えてもらったりした。 そういう意味では、とても有難かった。
が、どうしてそこまでしてくれるのかな? と、ちょっと勘付かせながら対応をしていた。 向こうが何を話していても私にはわからないしね。
そんな時、おばさんの電話番号の紙切れを渡されたり、逆に、私の電話番号を書いてくれと言われた頃から、”ちょっとおかしいな”と思い始めた。
確か、前にどこかで読んだトラブル事例とそっくりなのだ。 旅行者から聞いた連絡先を元に他の手段にそれを使う、というトラブル事例だったような気がする。 今回に関しては更に、次の目的地であるPhang-nga(パニャ)でのおばさんの家への招待? のようなものが、妙にひっかかった。 実際は、話が通じないからただ単に住所を教えてもらったのか、或いは、それ以上なのか確信が持てなかったが、おばさんの家に行くのは危険が高いと感じ、ここでのお礼はこの場で済ませて終わりにしようと考えた。
そこで、その場で売っていた食べ物の吟味を始める。 どうも、私にはなじみのないものばかりだ・・・。 塩漬けや海老入りの海鮮風そぼろ(と言っても通じないか・・・。)のようなへんちくりんなもの、それに魚の塩漬け(これまた高い)などしかなかった。
普通に食べたら恐らく30バーツかそのくらいであるので、そのくらいはここで買い物をしようと思った。 であるので、ちょっと気が進まなかったが、海老入りの海鮮風そぼろを35バーツで買って、その場を後にした。 連絡先を教える時に電話番号を伝えたのだが、嘘を教えようかどうか迷ったが、どのようなトラブルが舞い込むか、それはそれで楽しみであったので本当の番号を教えた。