フエは宮廷跡が立派らしく、ホーチミンまでの道中にはその他見所もたくさんあるようだ。 だが、期待するほどでもないという話も聞くが・・・。
今回用意した装備としては、ガイドブックとしてロンリープラネットの日本語版と、ベトナムの地図。それに、自転車装備一式を用意した。 ロンリープラネットは情報多彩で、地球の歩き方が宣伝パンフレットに見えてきてしまうほどの格差がある。 前までは英語版のみだったのだが、今回、本屋に立ち寄ってみたら日本語版が置いてあったので購入したのだ。 地球の歩き方を買うつもりはなく、現地の情報に頼るつもりでいたので心強い味方が出来た気分だ。
海外サイクリングは2回目なので、前回のタイ南部サイクリングに比べて随分と荷物が減った。前回の預け入れ荷物が27kgだったところが、今回は25.5kgになっていた。
キャセイパシフィックの成田->香港便は、チケット屋が急かした割には空いていたので拍子抜け。 もう少し他のキャンセル待ちを様子見るべきだったとも思ってみる。 ただ、帰りの便はさすがに混んでいるらしいので、微妙なところではあったのだが。
今回、少し気を使ってみた点として、自転車の入ったバッグを預ける時に肩ひもを外に出さず、中に閉まったまま預けた。 前回、帰ってくる時に肩ひもの根元が引きちぎられていて、危険だと思ったからだ。 前回までは丈夫な袋を使っており、紐がバッグの布に付いていた為そのような被害で済んだのだが、今回新たに新調したバッグは紐を自転車のフレームに結ぶタイプな為、被害が甚大になる恐れがあったからだ。
それと、今まで何度か空港宅急便を使っていたのだが、今回は送付受付をするのが遅すぎて遅れなかった為、久々に空港まで自転車を持ち込んだ。 その際、今までは肩にかけて持ち上げて運んでいたところを、キャリアを使って持ち運ぶようにした。 これがまた、とてつもなく快適で・・・。 次からもこのスタイルになりそう。 旅先で荷物になるけど、到着の時に誰かにあげてしまって旅の間は身軽で過ごし、帰りの日に新調をした上で日本まで運び、そのキャリアで家に帰る。そして、そのキャリアを次の旅行に使う、というスタイルも悪くないかな、と思う今日この頃。
機内はとても快適で、少しお酒も入ってほろ酔い気分。 さて、今回の旅はどうなるかな。
機内でロンリープラネットを読んでいたら、とても印象的な話を見つけた。
体の不自由な孤児がやって来て、物乞いをしてもお金をあげてはいけない。大抵、近くで親や親分が見張っていて、あげたお金はギャンブルや麻薬に消費されてしまうことが多いから。親分は、老人や子供と言った弱い立場の人々を簡単に操ることができる 本当の孤児はいる。 だが、孤児にお金をあげるのもどうだろうか。 孤児はお金の使い方をしらない。 大金を持ったことがない。 お金で直る病気を不憫に思った旅行者がお金を渡したが、その人は麻薬に走って中毒になってしまった、という話もある。 一つの方法としては、孤児を救援しているNGOを探し、そこに寄付することだ。 もしどうしても孤児に何かしてあげたいと思うのならば、食べ物を直接あげることだ。(中略)
もしその場で何かをしたいなら、お金をあげたり、売ることのできるものをあげたりするのは避けよう。(中略)もし直接何かをあげたいなら、お金ではなく食べ物をあげよう。市場や露店に連れて行って、栄養のある食事か果物を買ってあげよう。その人だけのためになり、害にならないものを。それがたとえ歯によくないものであったとしてもお金よりはいいと、旅行者の一人は話す。私は、百戦錬磨の子供の物乞いの眼に浮かんだ輝きをいつまでも忘れない。それは私が自分の食べていたのと同じような甘いケーキを提供した時だった。(ゴードン・ボールダーストーン)
ロンリープラネット ベトナム P88より