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ナムザオ(Nam Giao)と同慶帝廟(Tomb of Dong
Khanh, ドンカイン帝廟)
いくつかこの地方の遺跡を見ておこうと思ったので、帝廟(テイビョウ。天子のみたまや。)を見に行く事に。
近くにあって有名なものとして、嗣徳帝廟(Tomb of Tu Duc, トゥドック帝廟)を見に行く事にした。
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川を遡る形で、帝廟に向かって行く。
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帝廟に行く途中、ふと目の前に何かの記念公園? のような場所が見えた。
ここはどうやら、ナムザオ(Nam Giao)というところらしい。 丁度良いので寄ってみることに。
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入り口に自転車を止めようとしたら、中にいた門番の人が”ここに置け”と言ってきたので、そこに止める事に。
ガイドブックによると、無料のようだ。
ここは、ロンリープラネットによると以下のようにある。
ナムザオ(Nam Giao)
この寺(天寺)はかつてベトナム全土で最も重要な宗教施設だった。ここでは3年ごとに皇帝が入念に選んだいけにえを尊厳な天の上帝(トゥオンデー
Thuong De)に捧げていた。天を意味する一番高いところにある歩道は丸く、地球を意味する中間のテラスは四角。一番低いところにあるテラスも四角くなっている。
ベトナムが再統一されたのち、地方政府が南ベトナム政府、アメリカとの戦争で戦死した兵士を悼む尖塔を建設した(その場所にはいけにえの祭壇があった)。フエの人々にはこの尖塔に対し強い反感を持ち、1993年にフエ市人民委員会はこれを取り壊した。ナムザオは再建されることなく粉々になったままである。
これを読むと、とてつもなく切ない気持ちになってくる・・・・。 この気持ちは、地球の歩き方を持ってきても味わう事が出来なかったであろう。
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そして、中心部に向かって歩き出す。
階段を登ると・・・、その中心部には何もない・・・?
いや、何かあるぞ。
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これ。
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この、線香だけが空しく響いていた。
切ない・・・・。 この切なさは何なのだろうか。
私が勝手に思っているだけだろうか?
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そして、入り口まで戻ってきた。
自転車に乗って出ようとした時、ふと守衛さんが値段を言ってきた。 どうやら、駐車料らしい。 そんなに大した額でもなかったが。
しかし、ガイドブックには無料と書いてあった筈なので、ガイドブックを開き、記載を確かめ、その場所を指差して、”FREEと書いてあるよ?”と何度も言った。 すると、その守衛さんは笑って了承してくれた。
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そして、ナムザオ(Nam Giao)を出て嗣徳帝廟(Tomb of Tu Duc, トゥドック帝廟)へと向かう。
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しばし走り、ここが嗣徳帝廟(Tomb of Tu Duc, トゥドック帝廟)かな???
という所にやって来た。
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だが、それにしてはちょいと寂しい。
散策をしようとすると、牛追いをしていた子供が、私に付いて来る。
んんん? 何だろう。
”ワンダラー”、”ワンダラー”。
ん? 1ドルか?
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その少年は、ずっと付いて来た。
何をしてくれる訳でもなく、ずっと”ワンダラー”と喋っている。
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それらしき建物はあるが、入れるのかな??
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横にまわってみると入り口があったので、中を散策してみることに。
すると、何やらもう1人、老人が現れた。
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聞くに、どうやら嗣徳帝廟(Tomb of Tu Duc, トゥドック帝廟)は少し戻ったところのようだ。
となると、ここは同慶帝廟(Tomb of Dong Khanh, ドンカイン帝廟)であると判断。
ロンリープラネットには以下のようにある。
同慶帝廟(Tomb of Dong Khanh, ドンカイン帝廟)
同慶(Dong Khanh, ドンカイン)帝は嗣徳帝の甥で、養子になった人物。彼の帝位はその前に帝位にあった咸宣帝を捕らえたフランスにより与えられたものだ。予想に違わず従順だった同慶帝は、1885年から3年後に亡くなるまで皇帝の座に就いていた。
帝廟の中でも最も小さな同慶帝廟(入場料2万2000d)は1889に建設された。地味だがとても美しいこの廟を訪れる人はほとんどいないようだ。街から5kmの嗣徳帝廟から500mほど離れた場所にある。
中を散策する。
ほんと、誰も散策していないようだ。
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散策をしている間も、少年が後ろで”ワンダラー、ワンダラー”とずっと喋っている。
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説明書きもあるので、一応、観光客向けではあるようだ。
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ずっと少年は付いて来る。
”貴方はガイドですか?”と聞くと”イエス”と答える。 だが、何かを説明してくれる訳でもない・・・。
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凝った彫り物。
ただ、少々くたびれている。
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裏は、今にも崩れ出しそう。
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そして、そこを出た。
ただ、立ち入って何も払わないのも何だと思い、入場料代わりとして少年に500ドンを渡した。
自転車まで歩いていると、老人が子供に”いくらか?”と聞いて、それに子供が答えているのが見えた。 老人は、金額を知って”そんなもんか”という表情をしているように見えた。 老人と少年、微妙な風景だ・・・。 少年はまだずっと”ワンダラー、ワンダラー”と叫び続けている。
そして、いよいよ自転車で走り出し、その場を離れた。 ずっと後を付いて来た子供も、どうやら諦めたようだった。
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