羅臼(らうす)〜知床峠〜カムイワッカの滝、知床五湖、乙女(フレペ)の滝を経由、ウトロへ
- 8月9日
今日は、朝起きたら少しだけ霧がかかっていた。
したくをし、出発をする。今日は知床峠だ。
途中、登り始めてすぐのところに熊の湯(無料の露天風呂)があったので、そこに入る。少しだけ硫黄のにおいがした。
温度が少し高めだったけど、、気持ちよかった。
気がついたけど、この温泉の前のキャンプ場はどうやら無料らしい。
ここに泊まっておけばよかったか・・・、と、少し後悔。
でも、夕べの公園は水もあったし、気楽だったからよかったとしよう。
そこを出て、再度山登りに挑戦をする。
そういえば、夕べ、靴下がなくなっていることに気づいた。
開陽台のキャンプ場で忘れてきたのか、それとも、ここでなくしたのか。
あるいは、落としたのか。
両方セットでなくなっていたのでどこかに忘れた可能性が高い。
うーん。まあ、しょうがないか。
そんなこんなで、かなり気温が暑く、急な坂ではあったが知床峠にまで到着をする。
たしか、730mくらいだったか。
そこは簡単な駐車場になっており、屋台のようなものが出ていたりもした。
向こうの山を見渡すと、かなり険しそうな山々が望める。
冬はかなり険しい山になるんだろうな、とか思ってみたりもする。
そこで1枚写真を撮り、山を下り始める。
かなり急な坂だ。私が上ってきた坂も、上から見るとこのくらいあったかな?
見た限り、こちら側の坂の方が急なように見えた。
途中、かなりのサイクリングの人たちに出会った。
私はというと、誰も抜かさないし、誰からも抜かされないし・・・。
時計回りが主流なのかな? それとも、こちら方面は人気があるのかな・・・
とか思いつつ、坂を下る。
そして、カムイワッカへの分岐点にまで、かなり快適にたどり着くことができた。
そこには、知床自然センターとかいうものがあり、カムイワッカ行きのバスはここから乗るようになっているようだった。この先にある知床五湖からはカムイワッカ行きのバスには乗れず、乗るのならばここから乗らないといけないらしい。
注: 7月終わりから8月10日まではカムイワッカの交通規制があるようです。
でも、せっかく自転車で来ているのにそこだけバスで行くのもなんだし、ということで乗らないことに決定。
さて、いざとなるとかなり悩む。このままカムイワッカにいくか、それとも、一度ウトロの町に下るべきか。
どうしようかと悩んだが、カムイワッカの方へと先に行くことにする。
理由は、目の前にある急な下り坂を登りたくはない、と思ったからだ。
が、しかし、ここで落とし穴が。
地図を見る限りではそれほど登りもなく、すぐに着けると思っていたのが、実際にはかなりの登りと距離があり、水と食料をあまり持っていないことに気づいた私は、途中にあるユースホステルに寄って水を分けてもらうことにした。
その決定がよかったと気づいたのは後のことで、ここで水をもらっていなかったら、水がないまま、カムイワッカのダートに突入していたところでした。
今日は知床峠を登るとあって、朝の水は1リットルくらいしか汲んでこなかったのだ。
実際には、カムイワッカへのダートの入り口からそれほど離れていないところに知床五湖のセンターがあったのだが、行きにそこへは寄らなかったので気づく由もなし。
その後、ダート突入して少ししたところで、このままでは多分、腹へって倒れるかもしれないという危機感が。ダートは、異様に体力を消耗させるのだ。
そういうわけで、しばらく行った先の開けているところで食事を作る事にした。
大きく左カーブになっているところを抜けたあたりで、右側に開けている場所を発見。
奥の方には多少なりとも日陰があることを確認したので、この場所に決定。
早速、ご飯を炊き始める。始め、何もおかずを持っていないと錯覚してしまい、おみそしるとごはんで食べるつもりでいた。
が、朝ごはん用のカレーがひとつ残っていることに気づき、それを食べることにする。
助かった・・・。
水もぎりぎり足りそうだ。
私は、ごはんが炊けるまでの間、しばし昼寝をすることにする。
おなかがへって、倒れそうなのだ・・・。
それにしても、あつい。
後で気づいたのだが、自転車に乗っているときのほうがすずしい。
たとえ影の下にいるとはいえ、まわりの熱気で暑くなっていたらしい。
もう少し涼しければ最高のシチュエイションなのだが・・・
とか思いつつ、暑い中やっとごはんを食べ、出発をする。
ほんと、この道にしても交通規制がかかっていて車も少ないし、暑くなければとてもよいサイクリングコースなのに・・・。
さて、そんな調子でやっとこカムイワッカに着く。 川の水に足を入れ、沢登りをしていくのだ。
看板には「沢登り初級以上」と書いてある。
おばあさんなどの年よりは、登ったすぐのところで水遊びをしている。
水がかなり温かく、登るにつれどんどんと熱くなって行く。
下の方は結構、ぬるま湯ではあるが、これ以上登れなくなった人たち(老人や子供など)は、手ごろな場所で水浴びをしているみたいだった。
上には太陽、手には焼けた石、足には温泉と、どんどんと暑さは増して行く。
私は靴のまま登って行ったが、人によってはわらじ(?)のようなものを持ってきて、それで登っている人もいるようだった。
後で知ったのだが、どうやらウトロの町でそれは売られているらしい。
でも、靴のまま登れば十分に登れるかな、と感じた。
水は確かに多いが、水のあるところを通っていった方がすべらない感じ。
逆に、水があまり通っていないところの岩肌は滑りやすく、逆に危険だった。
そして、ついにたどり着く。写真をパチリ。
既に気分はもうろうとしていた・・・。
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| カムイワッカ湯の滝 |
本当はもうひとつ上があるらしいのだが、登らないようにとの看板と、管理人さんらしき人がそこに座っていたので、登らなかった。
そこにいた人と話をしたところによると、昔は登れて、その人は登ったこともあるとの話も聞けた。なるほど。
さて、まわりのみんなが海パンなので、私はトランクスで入る。
女の人もたくさんいたし、そういう雰囲気だったのだ。
お湯を口に入れると、なんだかしょっぱかった。
ここに来るまでに水を使い果たしてしまい、この水が使えないかと思ってもいたのだが、断念をする。
少しつかっていたが、いいお湯だ。
けれど、あまりつかりすぎるとふにゃふにゃになって動けなくなりそうだったので、早めに退散をする。
それにしても、後ろには温泉の滝で、たしかに、人気が出るのもわかる。
人がたくさんいるにはいたが、一番上まで登っている人の数は限られているのでそれなりにゆったりとした気分で入れた。
とある話ではかなり混んでいる・・・との話も聞いてはいたが、やはり来てよかったと思う。
自然は、そんなことを微塵も感じさせないほど、壮大だ。
来てみて思ったが、自転車の場合、ダートの真中、或いは車の車輪にあたるところ合わせてルートを取るため、交通規制のかかっている間に来れて、本当によかったと思う。
なにせ、バスが一台とおるたびに横によけ、舞い上がる砂埃に対してゴホゴホ咳き込まなくてはいけなくなってしまうからだ。
もちろん、かなり端にまでよけなくてはならなかったところも多く、そのたびに止まらなくてはならなかっただろう。
なにせ、砂利の上を走る気にはなれないし。
さてさて、そんな感じで来た道を引き返す。
管理人さんに教えてもらったのだが、来る途中にある、岩肌から湧き出している水は飲めるとのことなので、そこで水の調達をする。助かった・・・。
そして、ダートの入り口のところにまで戻る。
帰りは、行きに比べれば幾分、楽だったかもしれない。
カムイワッカの入り口にいる警備員さんの話では、上ってすぐのとこに知床五湖の駐車場があるとのことなので、少し寄ってみることに。
そういうことならばと、少し上り、自転車を止め、展望台にも行ってみることにした。
が、しかし、遠くに見える湖は、にごっているのか知らないが、まるで沼地のようだった。
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| 知床五湖展望台からの風景 |
注: 上の写真には知床五湖は映っていません。そちらの方角(写真左手の方角)はうまく映せなかったので。あしからず。。。
五湖の方に歩いて行けるらしかったが、そちらに行くのは止め、売店をぶらぶらっとしてから出発をすることに。
そこで飲んだ知床ワイン(試飲)だが、なかなかおいしかった。
買いはしなかったが、注文先を聞くことに。
ワインって、ワイン工場で試飲するととてもおいしいのだけれど、近くの売店で買ったりして飲むものはとてもまずかったりする。
保存方法とかいろいろとあるみたいだし、なかなか難しいのね、とか思ってみたりもする今日この頃。
そして、そこを出、先ほどの知床自然センターまで戻る。
ここから、乙女(フレペ)の滝が見に行けるとのことだったので、少し歩いて見に行くことに。
これは、岩の間から湧き出している滝で、なかなかすばらしかった。
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| 乙女(フレペ)の滝 (右下) |
その帰り道から見る山々が、これまたいい。
写真に数枚撮ってしまった。
そして、そこを出てついにウトロ町内へ。
明日の朝一で観光船の予約をし、近くの草むらでテントを張ることにする。
このあたりにはそれらしき広場はなかったが、家の前でビールを飲んでいる漁師のおじさんたちに聞いてみたら、ここいいよといわれた場所なのだ。
さて、今夜はここで一泊だ。
何故ここで観光船に乗るかというと、足寄のライダーハウス、大阪屋食堂で一緒になった人からここの観光船の話を聞いていたからだったのだ。
聞くに、大型船より小型船の方が面白いよ、とのことだったので、あまり理解はしていなかったけれども、特に迷わずそれらしき場所で予約を入れてしまったのでありました。
明日の予定は朝一で観光船(8時)に乗った後、網走目指して走ることにする。
さて、寝よう。
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