私が昔最北端に来たときも、このおじいさんと同じ方向、向こう側から来たんだけど、最北端に達したらすぐに”道東に帰りたい!”と思ったっけ。 それは、最北端の食堂のあまりもの量の少なさと、その最北端にあるものの感じの冷たさからそう思ったのであるが、このおじいさんはどうなのであろうか。 この最北端のバス亭は、人によっては”北海道で一番温かいところ”と書いてあるので、そういう人も来るのだろう。 だが、少なくとも私は、それほど”あったかい”思いをここでしたことがない。 昔と同じように、”道東に帰りたい”とも少しだけ思ったことは確かだ。 このおじいさんはどうだったであろうか。 おじいさんは、下を向いたまま、「ぷくう」としたまま黙々と自転車をこいでいた。
私は昔('99)、とあるライダーハウスで不愉快な思いをしており、それ以来、ずっとライダーハウスは避けていたのであるが、さすがに雨なので行ってみることにしたのだ。
まず1件目「みつばちの家」に、行ってみたら、空いていない。管理人の家も留守らしい。 そして、近くにあるもう1件に行ってみたら、やっていた。 風呂屋と一緒にやっているところのようで、寝床に荷物を置いたまま風呂にも入ることが出来て最高だった。
お風呂は、昔ながらの、ちょっと古い施設ではあったがお湯はとても気持ちよかった。
夕食は出ないとのことなので、近くの食堂に行ってみることに。 すると、近くにあったしなびたお店が大当たり! さしみ定食が700円くらいで、しかも量が大量、めちゃくちゃ美味しい! やっぱり北海道は良いな〜 と思った。(が、その周辺のお店はどこも高そうで、そこだけ良さそうなお店だったのではあるが。) この食堂の夫婦も旅好きで、奈良とかいろいろ頻繁に出かけているそうだ。 店にあったちょうちんの数が凄かった。 面白い主人で、このお店にはまた来たいと思った。
今回泊まったこのライダーハウス、夏場は予約で一杯になるらしい。そして、泊まると海産物が山ほど食べられるとか。 中では、一緒になったライダーの2人と一緒に談笑して、流れていた世界遺産の番組でマチュピチュやナスカの地上絵を見ながら、やがてここに行ってみたい、という話などをしていた。
彼ら2人は、明日朝早くここを出て、西にある小さな島へと渡るそうだ。利尻礼文ではなく。 私は明日は帰るだけなので、普段はビールを飲まない私ではあるが、上士幌で飲んだビールの味がまだ喉に残っていたので、飲んでみた。 すると、これまたうまい!!! ビールがこんなにも美味しいと感じたのは、生まれて初めてだった。 500mlを2本も飲んでしまった。 今でも信じられない。(後日、東京に帰ってきてから飲んだビールは、とても不味かった・・・。)
そんなこんなで、最後の夜を楽しく過ごし、夜はふけていった。