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上高地から野麦峠へ

通行止めを示す看板

 

安房峠は、看板で見たところによると通行止めとは書いてあったが、経験上、通行止めでもかなり通れてしまうことを知っている。

というわけで、とりあえず、行ってみることにした。

 

安房峠、その入り口までは、上高地の入り口からはすぐだった。

上高地から、あの怖いトンネルを恐る恐る下り、安房峠の方へと向かう私。

 

すぐそこに安房トンネルがあって、自転車通行止めと書いてある。

そのすぐ手前に、旧道への入り口はあった。

 

旧道。 この旧道、まさに走ると心を奪われる!

めちゃくちゃいい、快適な道。

やっぱり、道はこうでなくちゃ・・・・・・。

 

旧道、そこには車の通りがほとんどなかった。 峠が閉鎖されているんだから当然と言えば当然であるが、まさにこの一瞬を感じられただけでも、ここに来て良かったと思った。

 

途中、ライダーの人が止まってくれて、通行止めだったよー と教えてくれた。 ありがとうー

 

でも、一応行ってみると伝えた。  うーん。いいものだ。 コミュニケーションだね。 旅は出会いと別れの連続だね。

実際には「別れ」なんてなくて、ずっとそれは心の中に残るんだよね。 肉体的には「別れ」ても、「何か」は残るんだよね。

 

さて、いよいよ峠の、通行止め地点に達した。

ここが通行止めの地点。

 

うーん。 通行止めだ。 更に行こうと思えば行けたような気もしたが、やめておいた。

 

ここの、すぐ左に古風な(と言っても、施設はそれなりに新しい)宿があって、ここに、温泉だけ入れないか、聞きに行くことにした。

そしたら、入れるというので、入ってみることに。

 

ふうううう。  いいねえ。 温泉はいいねえ。 日本の心だよ。

最近、温泉に心奪われている私でした。

 

そんなこんなで、温泉でばっちり温まって、温泉を出る私。

 

温泉を出てからは、ずっとダウンヒルだ。ずずずいーっと下って行く私。

さすがに車も多かったが、なんとかすり抜けて進む。

 

少し下り、そこから、乗鞍高原方面へのわき道を横に見つつ更に下り、ダムを越えたところで奈川村方面へとそれた。

( 今思うと、この乗鞍高原へと言っていれば、日本の国道最高峰を達成できたのではあるが・・・・・。 )

 

私はその当時、乗鞍高原ってなんじゃらほい? というような感じで、昔、「ああ、野麦峠」という本がそういえばあったっけな・・・・。 とか何とか思いつつ、野麦峠へと向かうのを決めたことを覚えている。

 

上高地と松本を結ぶ道路を離れてからは、うってかわって快適になった。

車の台数も少ないし、やっと自分の走りができるようになった。

奈川村を越え、野麦街道を進む私。

 

このあたりには蕎麦やさんがたくさんあって、かなりおいしかった。

ううう。何だったっけかな・・・。

奈川村から野麦峠への、中間点あたりだったんだけど。

 

野麦峠へと向かう途中では、何やら、洞窟みたいなものを見た。

 

えっと・・・・。 これを書いているのはもうすぐ1年が経つ頃(今は2001年2月、行ったのは2000年5月・・・・。)なので、記憶が薄くなってしまっている・・・・。

 

 

ともかく、こういうものがありました。(ゴメン。)

 

 

 

その先、野麦峠の旧街道への分かれ道などがあったりした。

これまた、歴史を思わせる石畳・・・。

 

こういう瞬間が一番いいね。 気分いいね。

 

さあ、野麦峠まではあとちょっとだ!

 

 

 

野麦街道からの風景

 

 

 

さあ、到着だ!


野麦峠からの風景は格別。

 

 

野麦峠には、「ああ、野麦峠」のストーリーにちなんだ、記念館みたいなものもあったりした。

ここでは、簡単な食事が食べられたり、おみやげを買ったりできたりした。

さすがにゴールデンウィークだけあって ちょっと車が多いような気がするけど、上高地ほどではない。

ここに来てよかったー と思える瞬間。

 

「ああ、野麦峠」の石碑の前でぱちり。

 

短期間の旅なので、北海道の時みたいに顔色悪くなっていない。

旅慣れてきたというのもあるかな。うむうむ。いい感じ。

 

その後、少しゆっくりして、同じ道を引き返した。

 

帰りがけに、別れを惜しんで、旧野麦峠のところで記念撮影。

ここは場所的には、峠からかなり下ったところの風景。

行くときには写真撮らなかったんだけど、心境の変化があったかな。

 

この道に、なんだか感慨深いものを感じるよ。

旧野麦街道へと続く道。

 

 

 

野麦峠を下ってからは、少し下にあるところで、温泉に入った。

このあたりの温泉はどこも気持ちがよい。

看板に、「日本の秘湯を守る会」とか書いてあった。ふむふむ。 でも、お風呂そのもののお湯はよかったんだけど、部屋の中の湯船で外が見られなかったからいまいちだったかな・・・・・。

 

すぐそこにあったおそばやさん、入ろうと思ったら売り切れた瞬間だった。残念。

 

そんなこんなで、下りです。 ああ、信州もいいものだなあー と思いつつ、下る。

 

ところがところが!!!!!

 

ここでトラブル発生。 後から思えば、先日、上高地で雪の中を自転車引きずらせたのが原因だったような気もするが、ななな、なんと、タイヤが擦り切れて、中のチューブが見える状態になっていた・・・・。(汗)

 

まじ?(汗)

 

 

このタイヤ、たしか1900円だったかな・・・・。 安物はだめだということ?(汗)

 

かなりやばい。 こんなの初めて。

そんなに長距離も走っていないはずなのに・・・・。 考えられることは、入れられる気圧以上に空気を入れていたかな? ということくらい。 安いタイヤだしね。 とは言っても、そんなに多くは入れていないはずだが・・・。 謎は深まる。

 

とりあえず、近くに運良く(?)、材木工場があったので、その切れ端をタイヤとチューブの間に敷くことで対処した。

応急処置だが、これまた、なんとかなった・・・・・・ と思っていたら、しばらく走ったらまたやばくなってきた。(汗)

 

うーん。やばいぞやばいぞ・・・・。

 

明日の便で家に帰るので、もう少しこっちでゆっくりしていこうかと思っていたが、自転車がこんな調子では、なるべく駅に近くまで今日中にアプローチしておきたくなった。

 

結局、その日は、2〜3回、メンテナンスをしつつ、松本の駅にまでたどり着いた。 駅にたどり着いた頃には、かなりぎりぎりのやばい状況になっていた・・・・。

 

とりあえず、駅の場所を確認する私。 切符は既に買ってあるので、後は寝床を探すのみ。

少し道を戻り、川沿いにあった、とある神社にテントを張らせてもらうことに。

 

その日はさすがに車道わきに寝たようなもので、かなりうるさかったが、なんとかなった。

近くに、コインシャワーがあったので、一応、浴びることに。

 

昔、汚い格好で新幹線に乗って、隣の人に花つままれたことあったしね・・・・・・・・・・・。

それから、電車に乗るときは気をつけるようにしている。

 

そんなこんなで、電車に乗り込み、帰ってきた。

 

わりと近場だったけど、なかなかよし!

 

自動車の排気ガスは頭クラクラするけど、場所選べるようになったしね。 次もまた行きたいなあ。

 

 

 

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