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朝三暮四

(注意:現在と視点が変わっている点がありますが、記録の為に残してあります。)
■注意: 個人的な内容となっております。興味のある方だけお読み下さい。■ 

とあるところに猿が飼われていた。

調教師のおじさんが、猿にこう言ったとさ。

「朝に3つのバナナをあげ、夜に4つのバナナをあげよう。」

すると、猿は言ったとさ。

「ウキー! 少ないよ! もっとちょうだい!」

それを聞いた調教師のおじさんは悩みました。

その末、次のように言ったとか。

「じゃあ、朝に4つのバナナをあげ、夜に3つのバナナをあげよう。」

猿は、とても喜んだとな。

これを、朝三暮四という。 故事によるとトチの実でこのようなことがあったとか。

本質を見ることができず、目先のことに囚われる人のことを言う。


ところで、とある時代、とある場所にて、次のような問答があったとか。


鮭をとある先住民のところに買いに来た、商売人のずるがしこい話だ。

商売人は言う。

「この鮭10個とこれと交換しないか?」

先住民は言う。

「それじゃ、少ないよ」

すると、商売人は怒涛の如く怒り出した。

「なに! じゃ、これと交換ではどうだ。」

だが、その品物は先ほどと変わらない。

先住民は言う。

「ああ、いいよ。そこに置いておいてくれ。」

商売人は次のように思う。

「先住民は、本質のわからない馬鹿なやつだ。まさに朝三暮四。」


そのようなお話であった。

先住民は、同じ品物だとわからなかった訳ではない。
鮭などいくらでもあったので、こんな無礼な者との取引はさっさと済ませたかったのだ。

この認識の違いがわかるだろうか。

確か、このような話だったと覚えている。

平成16年3月6日 記

 

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以下は2003年以前に書いたエッセイです。
平成15年以降
  □朝三暮四
  □論理は悟りに繋がる
  □設計主義と行動主義と
  □”やまとごころ”と”誇り”
  □旅の道、行く末
  □「精神」を構築する旅
  □写真について
  □今年の抱負
平成14年
  □一部の環境団体の姿
  □人間界と天使界の物語
  □全てを諦めること
  □旅の種類
  □スタンス
  □一歩、そこが天国
平成13年
  □見出してきたもの
  □テーゼ
  □インナーゲームの呪縛
  □夢をもつこと
平成12年
  □ロジックの使われる道
  □未知を求める心
  □「気づき」とは
  □旅について思うこと
平成10年
  □素直さとは
  □田舎との情報格差
  □石の重さ
  □行わずして行うこと
  □道について
  □合作というもの
平成9年
  □あの風のむこうに
平成6年以前
  □子供の頃の話

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