
奈良の遺跡の近くにて |
第一に心がけていること
旅の経過(空間)を表現する
それはつまり、数多くの、ほんのわずかな違いを心に留めた写真の数々として描写され、それを心の内で補完することにより、「空間」をも作り出すようなものを心がけたいと思っている。
第二に心がけていること
正確な姿を表現する
写真には、「見せたいものだけを見せる」という性質がある。 それは、いわゆる「自然に包まれた土地」として表現されたりする。
その一方で、他の人が見せたくないであろうものも正確に描写することも必要であると私は考える。
それこそが、「ありのまま」であるからだ。
物珍しいだけの、風変わりなただの写真は、絶対撮りたくない。
第三に心がけていること
「夢」としての旅と「存在を知る」旅との区別が可能な描写
「夢」としての旅においては正確さよりも「見せたいものだけ」を写すことが重要視されるが、そのようなものは私は好まない。 一方、「存在を知る」旅においては、「ありのまま」の描写が重要視され、そして更には、「写っているものは、それ自体はありのままであるが、それすらも幻想であり、本質はその【存在】」にこそある、ということを感じられる描写。
つまりは、描写に違和感無く「存在」が込められ、それは「空間」を作り出し、「精神」をも構築するような描写である。
平成15年1月8日 21時23分 記
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