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日本とトルコ

 

(作成:sim様 / サイト消失)

 

<テロップ>

 

きっかけは一つの悲劇からだった


1890年
エルトゥールル号 遭難


1890年(明治23年)9月16日、
トルコ皇帝が日本に派遣した特使一行を乗せたエルトゥールル号が、
帰路、暴風雨に遭い沈没するという事故が起きた。

和歌山県串本町の人々が救済に駆けつけた。
だが台風の中の救助は命がけであった。

懸命の救助ではあったが、夜が明けると海岸には多くの
トルコ人の遺体がうちあげられていた。


犠牲者の数は581名

多くのトルコ人が遠い外国から来て、

日本の海で死んでいった。


しかし、地元民の必死の救助と
手厚い救護により、
69名が一命を取り留めた。

そして遭難者たちは

日本の軍艦でトルコに送り届けられ、
無事故郷の地に帰り着いた。

このことがきっかけとなり、
日本とトルコの友好関係が始まった。


また、トルコと日本

双方の国家には

共通の敵がいた

帝 政 ロ シ ア


トルコはロシアの南下政策に悩まされ

クリミア半島を取られたのをはじめ

1877年にはイスタンブールさえも落とされる。


崩壊の危機でさえあった。


そして、ロシアの南下策は極東にまでおよび、
ウラジオストクに海軍の根拠地を築いていた。

さらに旅順及び大連を1898年に租借。

増大するロシアの脅威に対して、
日本は抗議・談判を行ったが

逆にロシアは極東の兵力を増強して
日本への圧迫を強化した。


この国防の危機に

日本の進む道は一つしかなかった。


1904年
日露戦争勃発


日本陸軍は続々と中国大陸に上陸。

各地でロシアと野戦を繰り広げた。


鴨緑江会戦

九連城占拠

遼陽会戦


辛うじて勝ってきた


だが、旅順では
乃木希典が苦戦していた。

3度に渡る旅順総攻撃。

数万の死者を出し、全て失敗した。

しかし、ついに
要害203高地を占領

陸軍は最大の山場を乗り切った。


そのころトルコでは
日本連勝の報に沸きあがっていた。

また、ボスポラス海峡の閉鎖をし、
ロシア黒海艦隊とバルチック艦隊の合流を
最小限に留める努力を影で行った。


ロシア最後の頼みは、
当時の最大艦隊と言われた

バルチック艦隊


つまり海戦にかけられていた。



日本海海戦



「知謀湧くがごとし」と称された、
名参謀・秋山 真之の電文が大本営に打電された。


敵艦見ゆとの警報に接し
連合艦隊は直ちに出動
これを撃滅せんとす

本日天気晴朗なれども浪高し



ロジェストウェンスキー

東郷平八郎


互いに国家の命運を背負っていた。


そして


2日間に渡る戦いが繰り広げられた。



決戦は

日本側の圧勝に終わった。


ロシア38隻の敵主力艦は

ほぼ全てが壊滅した。

無事にロシアに帰れたのは

たった3隻の小艦艇だけだった。


対して日本側の損害は

わずかに水雷艇3隻のみ


世界海戦史上

稀なる完全勝利であった。


日露戦争は終結を迎えた。



そしてトルコ


新聞は自国のものであるかのように

勝利の記事で飾られた。

市民は街中を歓呼の渦で埋めた。

その年に生まれた子供にはトーゴーの名がつけられた。



そしてあの悲劇のきっかけから、
100年近くが経過した。


1985年
イラン・イラク戦争 激化



イラクのフセインが宣言した。

「今から48時間後に、
領空を飛ぶ飛行機を打ち落とす」


いづれの国のものであろうと

民間機であろうと

関係がなかった。


イランの首都・テヘランの空港は
押し寄せる人でパニックになっていた。

各国の旅行会社が

国外へ脱出する自国民を乗せて
次々と飛び立っていった。


日本政府の対応は遅れた。

時間だけが過ぎていき、

残り

10時間


215人の日本人が

いまだ空港に取り残されていた。


もはや万事休すと思われた土壇場

トルコの特別機二機が到着。


日本人乗客全員を乗せテヘランを脱出した。


タイムリミットの1時間15分前であった。


トルコが特別機を派遣した理由について、
当時のトルコ外交筋はこう説明したという。


「エルトゥールル号の借りを返しただけです」

 

 

 

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